【完全版】Amazonスポンサーブランド広告(Sponsored Brands)とは?仕組み・費用・使い方・成功のコツを徹底解説
Amazon広告の中でも、ブランド認知と売上の両方を同時に伸ばせる広告が「スポンサーブランド広告(Sponsored Brands / SB)」です。特に、カテゴリ内でブランドを育てたい企業や、中長期的に“指名検索”を増やしたいメーカーに必須の広告です。
本記事では、✔ スポンサーブランド広告の仕組み✔ どこに表示されるのか✔ 出稿方法とターゲティング✔ クリック単価や費用の目安✔ 売上を最大化する運用テクニック✔ クリエイティブで成果を伸ばす方法などを、実践者目線で徹底解説します。
1. スポンサーブランド広告とは?
スポンサーブランド広告(SB)は、Amazon内の検索結果の最上部や商品ページ内に表示される"ブランド紹介型"広告です。
▼特徴
広告枠が大きく目立つ
ブランドロゴ・見出し・複数商品を表示できる
ストアページや特集ページへ誘導できる
“指名買い”を増やしやすい
▼目的
ブランドの認知拡大
商品ラインナップの紹介
既存商品の底上げと新商品の露出強化
検索結果上位を押さえて競合に勝つ
▼注意
商標を持っておりAmazonへブランド登録をした企業様だけが実施できる
2. スポンサーブランド広告はどこに表示される?
表示枠は大きく分けて4つ。
① 検索結果最上部(トップ枠)
検索結果の一番目立つ位置に表示されます。利用ユーザーの視線が最初に向かう場所のため、クリック率も高い。
✔ 最も効果が高い✔ ブランドの象徴的な訴求に向いている✔ CPCは競合が多い分やや高い
② 検索結果の中段・下段
トップ枠ほどではないものの、購入前の比較ユーザーが多く、CV率は高め。
③ 商品ページ内(商品説明の上下)
競合商品のページに自社ブランドを表示できるため、
✔ 新規顧客の獲得✔ 他社指名買いの“横取り”
が可能になります。
3. スポンサーブランド広告の種類
Amazonは近年、スポンサーブランド広告を細分化しています。
① 商品コレクション(メイン)
もっとも利用される形式。
3商品を表示できる
ブランドロゴ+見出しテキストの訴求
ストアページや商品ページにリンク可能
レビューの多い商品を配置するとCTRが大幅に上昇します。
② スポンサーブランド動画(SBV)
検索結果ページに縦長の動画広告を表示できる形式。年々効果が伸び続けており、
✔ CTRが非常に高い✔ CPCが安い✔ 訴求力が桁違い✔ スマホユーザーとの相性が抜群
動画1本で全体ROASが2倍以上になるケースも珍しくありません。
③ ライフスタイル画像フォーマット
2023年以降強化されている新しい広告形式で、商品を使ったシーン画像をメインに訴求できます。
画像訴求が得意なカテゴリー(食品・美容・健康食品・アパレル)に強い
クリック単価が低め
スマホでの視認性が非常に高い
4. SB広告のターゲティング(配信設定)
SB広告は以下の2つが基本です。
① キーワードターゲティング
ユーザーが検索したキーワードに合わせて広告を表示。
✔ 新規顧客獲得✔ ブランド認知の拡大✔ 検索結果の上位を押さえる施策に最適
おすすめのキーワード例
メインキーワード
ロングテールキーワード
競合ブランド名
自社ブランド名
競合名を取れるかどうかで売上は大きく変わります。
② 商品ターゲティング(競合ページ対策)
特定のASINに広告を表示する形式。
✔ 競合商品のページで自社を表示✔ 他社購入直前のユーザーを獲得✔ 類似商品の底上げに最適
5. SB広告の費用(CPC)と予算感
スポンサーブランド広告は**クリック課金制(CPC)**です。
CPCの目安
低競争カテゴリー:30〜80円
中競争カテゴリー:80〜150円
高競争カテゴリー:150〜300円以上
競争が激しいジャンルほどCPCは高騰し、セール時期(Prime Day / Black Friday)はさらに上がる傾向があります。
6. スポンサーブランド広告で売上を伸ばす10のテクニック
ただ出稿するだけでは成果は出ません。売れる企業は**“設計の精度”**が圧倒的に違います。
① 検索トップ枠を必ず取りに行く
SBの価値は「トップ枠」にあります。ここを押さえられるだけで売上が大きく伸びます。
② セール時はROASではなく“露出最大化”に切り替える
Amazonの大型セールでは、売上の7〜8割がSB広告で決まるほど重要。
✔ 予算を上げる✔ 入札を上げる✔ ブランドキーワードを完全に押さえる
③ 配置する3商品は「人気順」にする
売れる並び順はこれ。
売れ筋ランキング1位
高レビューモデル
新商品や推したいアイテム
④ ブランドロゴは“視認性重視”で作る
小さくても認識できるロゴにしないとCTRが下がります。
⑤ 見出しテキストは“検索キーワードを含める”
例:「無添加おやつ|子どもに安心の国産素材」「減煙線香|煙が少ないやさしい香り」
⑥ SB動画は最低1本制作する
SBVはROAS改善の効果が大きく、CPAが最も安くなる傾向があります。
⑦ 商品ターゲティングで競合ブランドを狙う
他社の指名買いユーザーを獲得できるため、費用対効果が良い。
⑧ ブランドストアを必ず整備する
SBのクリック先が“スマホ最適化されていないストア”だとコンバージョンが大幅に下がります。
⑨ クーポン・セールと組み合わせる
特に食品や日用品はSB×クーポンが強い。
⑩ 週1で検索語句レポートを必ず分析する
無駄なキーワードを除外しないと広告費が流出します。
7. 成功しているブランドの共通点(実例パターン)
Amazonで伸びているブランドには以下の共通点があります。
① SB動画を必ず使っている
動画広告を導入するとCTRが2~5倍ROASが1.5~3倍になるケースが一般的。
② ブランドキーワードを完全死守
「自社名」検索で競合広告が表示されている場合は即改善すべきポイント。
③ 競合ASINのページに積極的に出稿
新規顧客が倍増します。
④ ブランドストアが充実している
ランディングページ
カテゴリ別ページ
特集ページ(ギフト、季節、人気)
売れるブランドはストア作りに力を入れています。
8. スポンサーブランド広告の注意点
① 新商品はレビューゼロだとCTRが下がりやすい
→ Vineや“シリーズ商品を混ぜて出稿”でカバー可能
② ブランドストアが弱いとCV率が落ちる
→ Amazonはストアを見て購入するユーザーが年々増加
③ クリックされても買われない商品を選ぶとROASが悪化
→ 売れ筋商品を中心に配置することが大事
④ 入札単価が低すぎると表示されない
→ Amazon広告のアルゴリズムは「広告の品質×入札額」で決定
9. まとめ:スポンサーブランド広告は“ブランドを育てるための最強広告”
スポンサーブランド広告(SB)は、単なる広告枠ではなく、Amazon内でブランド価値を高めるための重要施策です。
SB広告が強い理由
認知拡大と売上獲得の両方を実現
検索トップ枠を押さえられる
ブランドストアとの相性が抜群
SB動画によって広告効果が最高レベルまで高まる
今後のAmazonで勝つために必須の運用
SB×SBVの複合運用
ブランドストアの強化
検索語句レポート分析
セール時の露出最大化戦略