MENU

ECコンサル・運営代行 No.1 月額8.8万円(税込)~

ECコンサル・運営代行 No.1 月額8.8万円(税込)~

EC(ネットショップ)成功事例研究所では、業界で活躍する企業様の事例を様々な媒体から情報を引用させて頂きまとめております。
ECの戦略から商品開発、サイト制作、集客方法(SEO、SNS)、越境EC、AMAZON・自社サイト対策など是非読んでいただければ幸いです。

  1. EC成功事例研究所
  2. ファッション
  3. サービスの一元化でUI/UXを設計。作業量削減&PV150%以上向上!SHIPS EC成功事例

サービスの一元化でUI/UXを設計。作業量削減&PV150%以上向上!SHIPS EC成功事例

hatena line pocket

(SHIPS公式サイト:https://www.shipsltd.co.jp/default.aspx

 

「共感と感動を送り続ける企業」を企業理念として掲げているSHIPSは、世界から様々な商品を輸入し、販売を行ってきた大手セレクトショップ。現在は、全国80店舗以上を展開しています。

 

サイト内は、特集やニュース、BLOGも豊富に投稿されていて、それらの掲載期間やイベント内容で条件を絞り検索できる機能が備わっています。

なかなか見ない検索窓で、一つのサイトに情報が満遍なく詰まっている印象でした。

気になるスタイリングのページには、スタッフのコーデ画像が掲載されていて、自分の身長で検索できるため、とても探しやすい機能だと感じます。

 

様々な情報が集約されたECページに変化するまでに、どのような課題があったのでしょうか。

SHIPSのECサイトリニューアルについてご紹介いたします。

 

 


お客様が気付けるサイトにするために


 

もともと、ブランドサイト、SHIPS MAG(情報サイト)、販売ECサイトの3つのサイトがあったため、一つのサイトに統合することになりました。お客様が欲しい情報は、どのサイトを見れば得られるのか不明確、且つ、スタッフからお客様へご案内もサイトが多すぎたことで統一されていなかったといいます。

その為、店舗とサイトをシームレスに活用いただけるメディアプラットフォームの構築を目標にリニューアルへ。

 

ECサイトのページは商品をメインとし、お客様が情報を見つけることや、自ら気付けるような分かりやすい導線を重視してUI/UXを設計。

情報量やデザインについては、メディアを見て参考にするお客様は何をきっかけで、また、どのタイミングで商品ページに戻ってくるのか、お客様視点をかみ砕いた細かい仮設を想定して作り上げたといいます。

ECサイトの商品数も増やすことで、店舗に来る前に商品を見てご来店に繋がるようなカタログとしての役割も期待。

 

ページに訪れるお客様が、欲しい情報に正しくたどり着くことのできる検索機能の充実が重要だといいます。

情報が分かりやすく掲載できていれば、お客様がどの商品を多く絞り込んでいるのか、どの情報を欲しがっているのかに気が付くことができ、より良いサイト作りに繋がります。

 

 


店舗との関わり方の変化


 

3つのサイトを統合するには、全社的にも大きな動きとなりました。

 

今まで関わりの少なかった店舗スタッフ、関連部署が同じ考え方で“自分のサイト”として意識を持ってもらえるよう啓発したといいます。サイトを統合し、データを一元化することによって、全体的な成長と売上促進や接客時のご案内にも直結することを理解して参加してもらうことで、店舗スタッフとの関係性も深まります。

 

以前までの分かりにくい各サイト毎の対応ではなくなったことで、業務量も減り、店舗間との情報共有もスムーズにできる環境へと変化しました。

 

 


商品を欲しいお客様へ漏れることなくしっかりと届ける


 

情報を集約し、商品数も増やしたことで、今まで一部でしか閲覧されてなかったお客様の滞在時間が増えたといいます。お客様が、今まで見ていなかった新しい情報を見つけて、楽しむ時間となっているのではと感じているそうです。

CVRは変わらず、売上も好調に推移。セッション、PV含め150%以上向上しました。

 

商品の在庫だけではなく、どの店舗に在庫が残っているのかも確認できるようになったことで、お客様の探せる幅が広がり、購入漏れを防ぐことに成功。

ECサイトに在庫がなければ、店舗から取り寄せることも可能となり、必要としているお客様には、漏れることなくしっかりとお届けできるように改善されました。

 

また、店舗でアプリ会員登録を行ったお客様による、ECサイトへの流動も増加。

統合によるメリットとして他にも、全店で同じ施策を実行できるようになり、サイトでも店舗でもシームレスな形でサービスをご用意できているといいます。

Instagramとサイトの連動も行い、サイトにもInstagramと同じ情報の統一化をはかることで、お客様の利便性の快適化に成功。

 

 


今後の改善点と目標


 

顧客様が、より長く継続してご利用いただけるようなサービス提供や、個人に合わせたご案内が今後の課題。

購入までに離脱を防ぐための決済手段増加、サイズ比較ができるサービスの追加など、ストレスフリーで快適なお買い物を体験いただけるサイトへと成長させていきたいといいます。

 

情報を「嫌味のないプッシュ」で、気が付いたら入ってきている環境作りが重要です。接客のときに、店舗スタッフがナチュラルなご提案を行うように、サイト内での自然なご案内の表現方法が究極の目標。

お客様軸でしっかりと深堀をし、求められていることを実行ができることがUI/UX設計として大切だと、常に念頭に置いて最善策を考えているSHIPS。

 

レーベルも多く、ブランド力がそれぞれにしっかりと確立されている中で、一つのサイトに統合し、お客様が迷うことなく一転に流動させる大幅改善には、企業の一体感を感じます。

先を見据えたUI/UX設計によって制作された、サイト導線、デザインは、凝っているのに分かりやすく、必要な情報で溢れています。SHIPSのECサイトリニューアルは、お客様満足に直結するとても参考になる事例でした。

 

 

 

TOPへ戻る

ホームへ戻る

 

 

 

 

hatena line pocket
  • 売上2億円のネットショップを10億円にする方法
  • 東南アジア進出のファーストステップを強力に支援します